「娘は、こんなのじゃ学校の先生がいいって言わない、何の話なのか全然分からないじゃんと言って、臍を曲げています。
私は素敵な書き出しだと思うのですがいかがでしょうか。
娘は本のストーリー通りでは無いため納得がいかないようで、先に進むことができません。
よろしくお願いいたします。」
上記のような連絡を頂きました。私はこの連絡に対してどんな風に返事をしたか?
娘さんの意見を尊重して下さい…的なことと共に「本のあらすじ」の見本を送りました。子供さんはいわゆる「私が読んだ本は・・・。内容は・・・」といった書き方にしたかったのでしょう。
正直言ってその書き方だと「魅力的な文章」とは言いづらい・・・いわゆるありきたりのフツーの文章になります。もしも、娘さんが思っている書き出しと現在の書き出し(オリジナリティあふれる書き出し)だと学校の先生は間違いなく後者を評価するでしょう。
でも・・・低学年の内はとにかく「文章を書くこと」に対して「嫌いにならない」ことが一番大切です。むろん周囲の大人、特に保護者としてはいわゆる「魅力的な文章」を子供に書かせて高い評価をもらいたい、あわよくば入賞をという気持ちになるのは当然です。
しかし、周囲が口や手を出し過ぎて本人の作品とは全く違うものになって・・・それが入賞とかなんかしてしまったらどうでしょう。本人にとっては決していい思い出にはならずむしろ逆の思い出になります。実際にこういったケースを複数、見聞きしています。
そんなこんなで私は本人が「こう書きたい!」という意欲を尊重しています!!その点はご安心くださいね🖊