作文 指導法

ワンパターン文章を脱するには?!

 文章添削をしていると、これでもか~~~というぐらいに「思います」「すごいと思いました」「嬉しかったです」などなどのオンパレード!!これらの文章を良くするためには?

 「思う」「感じる」「悲しい」「嬉しい」といった感情をダイレクトに示す表現を「あえて使わず」に気持ちを書くように指示します。すると生徒はどうなるか?最初は意気揚々として取り組むものの・・・皆、ついつい「思った」「嬉しかった」などと書いてしまいます。

 実は形容詞を使わないというのはめちゃくちゃ難しいのです。形容詞ではなく動詞で表現すればいいのです。そうすることによって文章が生き生きとしてくるのです。

 例えば「悲しい」という表現を「グッと唇をかみしめた」といった動詞を使うのです。え??これだけで通じるの?と思うかもしれませんが、文章の前後から「グッと唇をかみしめた」が「悲しい」という気持ちを表現していることは必ず伝わります。

 もう一度言います。ワンパターンの表現を避けるためには「形容詞」ではなく「動詞」を使うことを心がける!デス!

-作文, 指導法

© 2024 作文110番