慣用句・諺

「冬至かぼちゃに年とらせるな」

 今日は冬至なので冬至の諺を紹介します。「冬至かぼちゃに年を取らせるな」【意味 かぼちゃは保存がきき、保存中の栄養素の損失が他の野菜に比べて少ない。そのため冬至の時期の貴重な栄養源でもあった。しかし、長く持つからといって春まで保存してしまっては栄養素が減ってしまうので、保存も冬至までが限度という意味。】

 日持ちするものはどうしても「まだ大丈夫」と油断してしまい食べ頃を逃してしまいがちですが、具体的に「冬至」と指定されると忘れずに覚えておくもの。何事もタイミングというものがあるわけであって・・・。さて、なぜ冬至にカボチャを食べると良いか?

 中国や日本では冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから陰が極まり再び陽にかえる日で、「一陽来復」とも言われます。この日に「ん」が重なる食べ物を食べると運が得られると言われることから「ん」が重なる食べ物とはナンキン(南瓜)を食べると良いそう。

 また、カボチャはカロチンやビタミンAが豊富なので風邪予防という栄養学の面からも理に適っています。さて、冬至にカボチャを食するのと同様に今の時期をしっかりと有意義に勉強に取り組むと良い結果が得られます。今週末から始まる冬休みを上手に過ごすことが大切なのは言うまでもありません。

 具体的に「国語の記述を演習する」「古文克服」「文法復習」といったように具体的に計画を立ててやってみると良い時期でしょう。私自身も文章プログラムの教材制作にまさに取り掛かっている時期で・・・、引き続きコツコツ頑張ります。

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