よくある笑い話に、ラーメンを注文したら、持ってきたおばちゃんの指がどんぶりに入っている、というのがあります。
（客）「おばちゃん、指！、指！」
（おばちゃん）「だいじょうぶだよ。熱くねえから。」
この話のオチとしては客側としては自分が注文したラーメンに店員さんの指が入っている≒不潔・・・という衛生上のことを問題にしています。それに対して店員さんは、客が自分の指の心配をしてくれていると解釈する・・・という両者のギャップが面白いのです。
これはいわゆる「ネタ話」だから笑えますが・・・。実生活においては自分が伝えたいことが相手に伝わっていないとなるとストレスですよね。そもそも伝わっていないと分かればまだいいほうで、伝わっていると思っていたけれど実は伝わっていないとなると悲惨です。
では、そういうトラブルをどうすれば防げるか？「言わなくても分かる」という思い込みを捨てて、とにもかくも「主語、目的語、述語」をしっかり入れること！これに尽きます。
文章が堅くなる？と心配するかもしれませんが、読み手は意外とそんなこと気にしていません。というよりもそういう細かいことを気にせずパッと読むのでとにかく「分かりやすい」文章が一番です。何のために文章を書くか？伝えるため！という目的をお忘れなく。