雑感

ヤル気になるまで待つ?!

 生徒あるいは保護者様から次の様に言われることが多いです。「すごく勉強できるクラスメート、あまり勉強しないのに出来るんです。頭がいいって羨ましいですよね・・・。」「学校の授業だけでいい人もいるのに・・・。我が家はサポートが必要で大変です。」

 

 確かに本当に頭がいいタイプが時々います。運動も勉強も短時間でパパッと出来てしまう天才型・・・。でも、そういうタイプは3パーセント未満です。97パーセント以上の人は何らかの努力が必要なのです。

 

 さらに言うならば、勉強が得意なタイプに限って「努力している」ことを見せません!!!これは本当です。実際に東大卒、超一流大学卒の人にヒアリングしたことがあります。人知れず、恐ろしいぐらいまでの努力をしています。もしかすると本人は「努力するのが当たり前」で、先に書いたようなことを「努力」とは思ってないかもしれません。

 

 だから、わざわざ人に「僕(私)頑張ってるよ、努力してるよ。」とは言わないのです。勉強がとっても得意な子は周囲から何も言われなくても頑張ります。それは周囲(保護者)が見守ったから云々ではなく本人が元々何らかのきっかけで「やろう」と思ったからです。

 

 では、努力出来ない子は?ある程度、周囲がかかわることが必要でしょう。親が指導する、ダブル・トリプルスクール・・・に関しては賛否両論があるでしょう。自主性が育たないと言う人もいるでしょう。しかし塾を主催する側からすると「放置」が本人や本人を取り巻く人たちにとっては悲劇だと思います。「放置」することによって自主性が育つか?と言われると「No!」です。

 

 勉強嫌いの子を放置すると永遠に勉強しないでしょう。それよりも頑張れる「きっかけ」を探す、作る、それらの一つとして塾や教材を探して準備する・・・といった二人三脚によって大人と子どもがともに共育・教育されると思う今日この頃です。

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