雑感

高級和牛ステーキなんていらなーい。

 大人の方たちから「森下先生に連絡等するさいに緊張します。添削されるんじゃないかって。」等々をよく言われます。え~~~っ、そんなのするわけないのに。。。と思います。

 仕事以外で知人や友人の文章を勝手にチェックすることはありません。むろん、読みながら「うっ、一文が長いからしっかりと読まないと意味を取り違えてしまうかも。」といった思いはあります。

 しかし、一文が長いからマイナス何点といったことは発想にありません。文章の構造が正しいとか正しくないなどよりも「内容」重視です。

 どんなに読みづらい支離滅裂の文章であったとしても(苦笑)嬉しい、めでたい内容であれば純粋に喜びます。逆に完璧な文章であったとしてもその場にそぐわないとイラっとします。

 そう考えると文章って人に与える影響が多岐にわたり、まさに正解が1つではないので難しいなあああ~~~とつくづく感じます。

 例えばある人が自分の誕生日、合格祝いといった「お祝い事」についてSNSでアップしていたとします。そんな時にコメントに「自分の誕生日エピソード」「わけわからない教訓」等を長文で書く・・・。

 こういう場合、私はカチンときます。「この場にそぐわない文章を書くなんて終わっている!」と。たとえ非の打ちどころのない文章内容であっても、そもそもが根本的におかしいのです。

 レストランでカレーライスをオーダーしているのに、なぜか超高級な和牛ステーキがはこばれてきたようなものです。つまり文章を書く際には「何のために 誰のために」書くのかという目的をしっかりと確認しましょう。

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