「美人は三日で飽きる」と言われますが・・・むろん実際に3日で飽きるわけはないですよね。ただし言い方を変えると見た目よりも中身が大切という意味で使われる慣用句です。
これ、文章も全く同じです。誰が見ても美人(つまり上手な文章)はいくらでも存在します。技巧が完璧な文章・・・。
しかし、大半の人が美人のことを「美人」と評価はしても「好き」「魅力的」となるかは別問題で、それよりも中身がどうかが大切です。
いわゆる有名作家が技巧的に完璧に書いた文章よりも素人が気持ちをこめて書いた文章のほうが感動を生む可能性だっためちゃくちゃ高いわけです。
では、どうすれば読み手に感動を伝える文章を書けるか?その一つの方法として「読み手」を具体的に想像して書くことです。
誰に伝えたいか?をありありと想像して、彼ら彼女らに対してどう言いたいか?どんな言葉や表現を使うか?を基準として文章を作るのです。
私自身、嬉しいこと、逆にムッときたこと等をネタにするときは当事者を目の前に浮かべながら書いています。伝えたい相手、当事者に向けて書く!これがポイントです。