雑感

鏡開き

 1月11日は「鏡開き」。(^O^)/ワタクシ、ちゃーんと鏡餅を切り分けました。真空パックの鏡餅だったので封を開けてカットしただけですが。私が幼い頃は本当の金づちでガンガンやってました。

 さて、鏡開きとは、お正月に年神様にお供えしていた鏡餅を下げ、割って食べる昔から日本の習慣で、鏡餅を開くことで、年神様をお送りし、お正月に一区切りをつけます。

 この「開く」という言葉、これから未来に向かって開いていくという意味合いが込められており日本人らしい発想で心意気だなあと感じます。そもそも「開く」「お開き」とは「終わる、一区切りつける」という意味で使われます。

 しかし「縁起でもない言葉(忌み言葉)」を避けるために・・・例えば、祝宴、特におめでたい結婚式などでは「おわり」や「お終い」は二人の関係の終わりを示唆するものとして、忌み(いみ)嫌い、代わりに「お開き」というそうです。

 また、「辞める」「辞去する」「帰る」時にも、やはり直接的なマイナスに通じるような表現を避けるために「暇(ひま)をもらう」「お暇(いとま)する」と謙譲的に用いることがあります。

 仕事上でこういった言葉を使うと曖昧さゆえの誤解もあるかもしれませんが、プライベートや日常ではこういったいわゆる大和言葉を使うと風情があっていいなああと思う一日でした。

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