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1回で身につくなら天才

 1月上旬に入試を控えている生徒。現在、過去問2周目に取り掛かっています。すると・・・前回合っていたところを間違えたり、前回も間違えたところを今回も間違えてしまったという連絡が入りました。

 実はこれは決して不思議でも何でもなく「あるある」です。むろん次回の授業でしっかりと「考え方」「解き方」を演習する予定です。2周目、3周目を嫌がるタイプが多いですが「周回」つまり「繰り返し」てこそ初めて力が付きます。 

 読んだことがある、知っているから解ける訳ではないのです。何度も過去問を繰り返して「解き方」を学ぶことが大切なのです。そもそも「1回で」なんでも覚えられる、身につくわけではないことは勉強のみならず日常生活でも「あるある」です。

 とにもかくも入試前にはしっかりと過去問を解いて、2回目、3回目と繰り返すことによって受験校の傾向が分かり、分かっただけではなく身につくということを念頭におきながら勉強するべきだと思います。

 下手に冬期講習等々に通ったり、試験形式が違う模試等を受けるよりも焦点を絞って勉強しましょう。相変わらず大手塾の模試を毎週受けて、それらを解説してほしいという要望ばかりのご家庭・・・。

 全く過去問対策ができておらずマズイと思うのですが言うに言えない私。 自ずと今の勉強が結果につながってくるから戦々恐々の私です(汗)。冷静に「今、何が一番大切か」を意識しましょう。

 

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