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応用ができない・・・

 一般的に始動者は「 基礎が大事」と言います。 確かに 基礎は大事ですし私も同じこと言います。しかし基礎が大事だからと言って基礎 ばっかりやっていたとしたら・・・どうなるか?

 「短い文章であれば解けるけれど長い文章になると全く解けなくなる。」という相談、一体今までに何件、受けてきたことでしょう。本当にこれは 国語では「あるある 」のお悩みです。

 指導者によっては「1文ずつ精読して!」だとか「 音読しろ」だとか「テクニックは基礎ができてから!」と口酸っぱく言うのです。 でも実際問題、初見の問題を生徒は解けてないわけです。これ本当かなり難しい ケースですよね。

 例えば スポーツで考えるとわかりやすいです。例えば顔を見ずにつけることすらできない子は泳げるわけがないです。また、顔はつけられるけれど自分で浮いてバタバタすることができない子が泳げるようになるには時間がかかります。

 しかしとりあえず5m 泳げる子が25m 泳げるようになるのは比較的短い時間で達成できます。つまり  基礎が少々あやしくても基礎と共に応用を練習すべきなのです。

似たようなことが 過去問にも言えますよね。きちんと勉強したら過去問を解く・・・なんて言ったら絶対に間に合わないわけです。まずは、できないとこと前提でとりあえず 取り組んでみて足りないところを補っていくというイメージで行動することが重要なのです。

 基礎をやりつつ 同時に応用もやっていくという指導はかなり 諸刃の剣ですが、受験に間に合わせるための方法はそれが一番近道だと私は考えています。それができるというのが 私の強みだと思っています。

 受験間近になっていつまでもいつまでも「基礎演習」しかさせない指導者は・・・かなりヤバいです。

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