国語勉強法

文章から判断!

 

 国語の問題と解く時は「文章からヒント、答えを導く」ことは鉄則です!「そんなこと言われなくても分かってるよ~。」という声が聞こえてきそうですが、意外とそれが出来ていないタイプが多いのです。なぜか?ついつい「自分や世間の常識」で考えてしまうからです。

 例えば古文作品でよく出てくる「出家(俗世間を離れて仏門に入り、専一に修行の道に励むこと)」に対してどんなイメージを抱くでしょうか?分かりやすく記号で「〇△×」の中から選ぶならばおそらく「△」か「×」のイメージでしょう。 確かに中学2年生で学ぶ「平家物語」の「敦盛の最期」では直実が武士という身分に嫌気がさし、敦盛を弔うために出家することを決意します。また、鴨長明は出世や普通の人生を希望していたが、上手く世渡りができず50代ごろに俗世間に見切りを付け、辺一丈の簡素な庵に住み「方丈記」を書きました。 

 そんなこんなで「俗世間を離れる」=「俗世間に嫌気がさして、渋々」「絶望的な」といった暗いイメージが付きまといますが、本当にそうなのかどうかは文章を読んでから判断すべきなのです。先日、授業で取り上げた「石に漱ぎ流れに枕す」の古文作品には現代語訳が記載されており、そこには「俗世間を離れようという希望を持っていた」とあります。

 つまり「石に枕し・・・」は「自然の中に住んで、自由に気ままに暮らすこと」が選択肢の答えになるのですが、「貧しく切り詰めながら暮らす」「目的を果たすために苦しさに耐えて暮らす」を選ぶ生徒が多いのです。現代文、古文に限らず、いわゆる「常識」に惑わされず文章からきちんと判断することが大切です!

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