作文が苦手な子にとっての有効な練習方法の一つが「なりきりき作文」です。「なりきり作文」とは読んで字のごとく自分とは違うものに完全になりきって書くというものです。
メリットは次の3つです。
➀客観的視点を自然と身につけることができる。
②目想像力を養うことができる。
③魅力的な作文の書き方を学べる。
以上3点です。特に③については何でって思うかもしれません。ですが普通にご自分を主人公に自分自身のことを書くときに、「擬人法を使ったらいいよー」とか「会話文を使おう」ってて言ったところでなかなかピンとこないです。
しかし自分とは別のものになりきることによって、必然的に会話や擬人法を入れないことにはマス目が埋まらないのです。自分自身のことを書くときは単に事実や意見を羅列するだけで、とりあえずマス目は埋まります。
「なりきり作文」だとそうはなかなかいきません。ひとつの場面を想像し、そこを膨らませないことにはマス目が埋まらないのです。その結果、通常の行事作文等を書く時よりも色んな工夫をせざるを得ないのです。だから身につくのです。ぜひお試しを~。