入試、資格試験、仕事の方法、機械の使い方、日常生活を円滑に行うには・・・常に勉強です。そして、この勉強というのは経験しながら学ぶことと、しっかりと教科書を読んで知識をインプットする学び方の2種類があります。
今回は後者の「教科書」を使って学ぶ方について考えていきます。学び方として、良く言われるのが以下の2パターン。
【その①】①教科書を読む ②問題を解く ③解答を読む
【その②】①問題を解く ②解答を読む ③教科書を読む 頻出分野を重点的に
ちなみに・・・私個人の考え方としては義務教育の内は【その①】を断然お勧めします。理由等は割愛しますが・・・。資格試験、特に成人してからの資格試験は【その②】もアリかなと思います。
とはいえ、これは好みや個々人に「合う」「合わない」があるのでどちらがいいかは、両方試してみて選ぶのが良いでしょう。
ただし!!!両方ともに共通するのが3ステップ!!どれが欠けてもダメなのです、絶対に身につかないのです。そんなの当たり前でしょうと思われるかもしれませんが、が、が、意外とこの3ステップが出来ている人って少ないのです。
例えば教科書を読んだだけで満足してしまうタイプや、いきなり問題集を解いて、答え合わせだけして放置・・・というパターン。全く分かりません!教えて下さい!と言われても・・・正直言ってモードが下がります。教科書を見たらすぐに解決するよね?と。
例えば数学の√2なんて100%教科書に載っています!!理科の実験は教科書に詳しく書いてあります。それを読まずして解けるわけないでしょう?と本当に開いた口がふさがらないこともしばしば。
確かに教科書を開く時間を考えると指導者に聞いた方がすぐに解決するでしょう。しかし、自分で調べたり自分で考えるという習慣が身につかない状態では遅かれ早かれあらゆる面で破綻します。
まずは勉強においては①教科書を読む ②問題を解く ③解説を見る この3ステップを必ずすべて行うよう心掛けましょう。