勉強法

暗記不要って本当?

 先日の記事で暗記が大切・不可欠だと私は言いました。え??それって時代と逆行しているよと思われるかもしれません。勉強系の本、特に英語…の本では「暗記は不要」というタイトルが目につきますよね。

 そもそも本のタイトルとは読者の目を引くためのものであって、実際に本を手に取って読んでみるとわかると思うのですが「納得した上で暗記してね」というようなことが書かれています。

 もう少し分かりやすく言うと、納得して自分の中にストンと落とし込むことができれば自動的に暗記できますよね≒暗記は不要となるのです。暗記という言葉からは頭ごなしに知識を植え付けるというイメージがつきまといますが、そうではありません。

 本当に納得したことを、自分の中に落とし込むためには何度も練習したり見たりすることになります。結果としてそれが覚える、暗記に繋がるのです。では、もしも納得することができない場合どうするの?

 納得できないから「やーめた」と投げ出してしまうとするとそこで「チーン!終了」となってしまいます。それでいいならばそうしましょう。いやいや、どんなことしても出来るようになりたい、ならなくては!というならば、割り切って暗記する!これに尽きます。

 ちなみに私は高校数学における「虚数」の分野で、哲学的に考えすぎてしまい納得がいきませんでした。ハイ・・・そこからドツボに。でもある日、「ああ、こういうもんんだ。とりあえず2乗して−1と覚えよう。」と決めた瞬間から出来るようになりました。

 深く考えることも大切ですが、知識として丸暗記も大切だと実感した瞬間でした。

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