昨日、「本の書き方教室」の交流会に参加しました。主催者の方と親しくさせていただいてることから、お誘いいただきました!←私自身は本を書くという予定は今はないです。
さて、現役の編集者の方もゲストでお越しになっており、お話を伺うことによって「そう、そう、そうなのよ~。」と納得することばかりでした。特に「読み手のことを意識する」についてはいつも私自身が講座等でも口酸っぱく言っていることです。
むろん、人に読んでもらう必要はない?自分だけの覚書き、日記、自費出版の自伝(無料で人に配る予定)ならば自由に書けばいいでしょう。しかし、それ以外の文章は「読み手のことを意識する」こと、基本中の基本です。
面白くない、読みづらい文章は相手の時間とエネルギーを奪ってしまいます。こんなことを言うと「なんだか、読み手に嫌われないようにと異常に気を使い過ぎのような気がします。と言われたことがあります。
いえいえ、嫌われる以前の問題です。相手が文章を読んで文章の中身について「これは賛同できない。この考え方はおかしい、この人とは気が合わない」と嫌われるのは大いに「あり」です。
しかし、文章そのものが分かりづらくて読むに値しない場合、「わけわからないから読みたくない。嫌い」となってしまいます。こちらを避けたいと言っているのです。
では、どうすれば「いい文章」を書けるか?それにはいくつかの方法・テクニックがありますが・・・。一番は「自分が今からかく文章を通して何を伝えたいか?」、そしてそれを読んだ人がどんな気分になるか?それを自問自答することです。
例えば「とにかく聞いてほしい。そして皆に同情してほしい、慰めてほしい」という本音に気づいたら・・・包み隠さずにストレートにそう書けばいいと思います。
それを変に隠して(というよりも本人が本心に気づいていない)タラタラと「○○なことがありました。◇◇で酷いです。」と書くと・・・読み手にとっては重いです。ストレートに「悲しかった~~、慰めて~。」みたいな本音がある方が共感できます。是非参考まで。