雑感

努力しても無理・・・。

 中学受験は早熟有利というのが常識となっていますし、この意見に対して私は激しく同意します。なぜなら、精神的に幼い子はいくら努力して解法テクニックを学んでも、「わからないものは、わからない」からです。

 例えば主人公が転んでひざを擦りむいたとします。本当は痛くて仕方がないのですが、周囲に心配をかけまいとして「痛くない」という場面があったとします。精神的に幼い子は文字通り「痛くない」と判断してしまいがちです。

 また、「自分だったら・・・」と勝手に自分に置き換えて想像して答えてしまう子もいます。そういう子にいくら「君のことを聞いているわけではなくて主人公のことを聞かれているので、まずは本文を読もう!」と声をかけても全くと言っていいほど聞き入れません。

 下手すると「そっか・・・この主人公の気持ちを考えるんだね!」と文字通り「考え」てしまうのです。空中を見上げながら(苦笑)。いやいいや、そうではなくて本文中の表現から論理的に主人公の気持ちを読み取る必要があるのですが・・・と言いたくなります。←ハイ、言っても通じません。

 こういうケース、彼らの能力がどうのこうのというよりも、精神的な成長が追い付いていないというのが一番の問題です。精神的に幼い子はいくら中学受験用の授業をしたところで…無理です。最近、こういうケースが多かったので思わず考え込んでしまった次第です。長い目で見て方向性を考えることが大切ですね。

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