私は一人で作文１１０番というオンライン塾、添削指導を主宰していますが・・・一人ではいろんな面において限界がある、また、自分自身が学ぶチャンスを逃してしまう可能性があることから「塾長の会」という勉強会に所属したり、個人的に同業者とは定期的にミーティングしたりしています。
さてご周知のとおり私は国語を教えていますが、国語以外の科目を受講したいのでお仲間の先生を紹介してほしいといった要望を担当している生徒の保護者から寄せられることがあります。むろん、喜んで私の目から見て「この先生なら大丈夫」と思える先生にお声掛けしてマッチングします。
その際に・・・生徒についての情報は「あくまでも客観的な必要最低限のこと」のみしか私は仲間の先生は伝えません。学年、志望校、要望などなど。聞かれたことに対しては答えられる範囲で答えますが。例えば「国語の成績はどれぐらいですか？」「やる気はあるタイプですか？」的なことは客観的に答えます。
しかし、その返答には基本的には私の「情」等は入れません。なぜなら逆の立場で考えた時に新しく担当するかもしれない生徒に対して私が色眼鏡で見てしまう可能性がある・・・のが嫌だからです。
そういった私の態度を「冷たい」というタイプもいるでしょう。しかし・・・人によって評価は様々ですし、私は私の目で生徒たちの「いいところ」を探したいのです。また、自分が担当している生徒たちは同じぐらい大切な存在であって成績や性格の違いによって私が贔屓したり優劣をつけることはあり得ないからです。
たまーに教育関係に限らず、良かれと思って前もってああだこうだと私に対して自分の評価を押し付けてくる人間がいますが正直言ってスルーです。というわけで横のつながりとして接する場合は私はいわゆるクール、悪く言えば冷たいタイプかもしれませんが少なくとも担当する生徒たちに対しては誠実！ということで（苦笑）。