「今の知識で書きうる限りのことを書きました。」と静かにつぶやいた某生徒。本当の本当にお疲れ様！！とエールを送った私。この後に
「自分は以前は全く意見文を書くことが出来なかったから周りを参考にしようと思って、周囲の作品を見たり聞いたりしたけれど到底意見文と言えるものはなくて全く参考にならなかったです。」
「意見文は生徒投票になるのでどうしてもウケがいい物ばかりが選ばれ、自分の作品（きちんと意見を書いている、テーマが難しい）は皆には理解されないと思います・・・。」
とポツリ。これは過去に担当した中学生のセリフです。たとえ周囲に理解されなくても私は彼の成長ぶりや考え等を理解し高く評価していることを伝えました。そして・・・
➀きちんとした見本から学ぶことが大切
③自分自身が学ぶことによって物事を客観視できるようになる。
この２点をしっかり学べたからよしとしよう！とも伝えました。
結局、学ぶことによって自分自身が成長できるのです。他人から評価されても評価されなくても「成長している」という事実は変わりません。自分が自分を認めてあげたらいいと思います。ただし、きちんと学んだ場合に限りますが。
ちなみに・・・この生徒。担任はもとより他の先生方から意見文、大絶賛されたそうです。難しいテーマで書いたため、やはりというべきか同級生からは評価されませんでしたがきちんと先生方からは評価され、本人とっても喜んでおり私はホッとしました。
夏休みの宿題だから仕方なくやっつけ仕事で書く・・・のもいいですが、自分を成長させるためのチャンスとして「意見文」や「思い出作文」「読書感想文」に取り組んでみてはいかがでしょうか？夏休みもあとわずか・・・。駆け込み指導、若干の余裕があります。ぜひぜひお問い合わせ下さいね。