古文 鑑賞

「歌」の重み

 「古典」は工夫すればかなり得点源になります!!具体的には次の3点を意識して勉強すると成果につながります。「単語」「時代背景」「有名な話」の3点です。特にこの「時代背景」に関しては覚える・・・というよりも実感することが大切です。☜特に高校古文!

 ではどうやって実感するか?何らかの方法で「知識」を学び、それを示す作品をいくつか読むことです。例えばメールや電話がなかった昔は「手紙」「和歌」が重宝され、それらの上手下手で相手を判断するということをまず知る必要があります。

 次にどのぐらい重宝されたか・・・についてはいくつか作品を読んでみるのが一番手っ取り早いです。例えば和歌の重要性を描いている作品としては以下の3点です。

➀平家物語「忠度の都落ち」

②俊頼髄脳「蟻通の明神」

③沙石集「歌ゆえに命を失うこと」

どれもこれも「歌(和歌」が命の次、いや命と同等の重みで語られているのです。さらに言うならばゴーストライターではなく「自分で」読むことに価値があるのです。☜これについてはまたの機会に。

 こういったことを知っておくと楽勝、逆にいうとこれらを知っておかないと解けない・・・という問題が大学入試のマーク式では頻出です。国語だけをマニアックに勉強しておけばいい…わけではないことは重々承知の上です。だからこそ効率よくしっかりとポイントをおさえて勉強しましょう!

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