指導法 文章の型 読書感想文

読書感想文を親に丸投げはやめて

 「学校よ!読書感想文を親に丸投げはやめて」

 このフレーズ、朝日新聞出版の「AERA」の広告のキャッチフレーズ!!本日発売のAERAに特集されているようで・・・。明日以降、本屋さんで見てきます!

 さてさて、本と読書感想文は悩ましいですよね・・・。正直言って本人が自力で書いたものは作品としてはあまりにも粗削りなのが実情です。かといって親が手を加えたところで親の視点、昔の感覚での指導になってしまうとこれまた目も当てられない。

 昨日も書きましたが「読書感想文の書き方」なるものは情報としては簡単に手に入ります。が、が、が、果たしてどの情報が正しいか?また、審査員はどんな視点で審査するのか?等については親御さんだけでは少々無理があります。

 何が言いたいか?やり方を「知った」「知っている」だけでは不十分なのです。一番大切なのは「知る、知った」「知っている」ではないのです!とにかく「書いてみる」「やってみる」ことなのです。

 講座等で口酸っぱく「良くない文章例」「良くない書き出し」を目の前で紹介しても、いざ書き始めるとついつい今までの癖で自己流(いわゆる良くない文例パターンそのもの)の作品が続出・・・というが実情です。

 それらを指導者である私が一人ずつ、1つずつの作品を丁寧に具体的に解説して書き直して初めて身につくのです。読書感想文は本当に大変です。大変だからこそ、書いて終わり…ではなく読書感想文の書き方を学ぶ過程において「文章の型」等を身につけてほしいなと思い指導しています。

 あ、ちなみに・・・ワタクシ、読書感想文の審査員を7年間していたので審査基準等々は熟知しております。ぜひとも大変な読書感想文、親に丸投げではなくプロに丸投げしてはいかがでしょうか?

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