勉強法

分からない問題があると手が止まる・・・。

 「わからない問題があると手が止まってしまいます。どうすればいいですか?」という質問を頂きました。

1 間違っても絶対に怒らないという雰囲気づくり
2 解答を見える位置におく、場合によっては解答を見て勉強する

この2点をぜひとも実行してほしいです。

ではなぜこれらをおすすめするのか、その理由を書いていきます。

 1についてですが、間違ったらダメと思い込むとそのプレッシャーで思考が停止してしまいます。周囲が「間違う」ことに対して口で非難しなくても雰囲気で醸し出すのもタブーです。雰囲気って意外とすぐに伝わりますから・・・。

 2についてですが、そもそも何のために勉強するか?出来ない問題を解けるようにする、知らないことを知るため・・・などなどです。つまり間違ったり分からない問題があればすぐに解答を見て、なぜ解法になるのか?といったプロセスをしっかり学習することで知識が身につくのです。

 ですから分からない問題があったら、少しだけ考えてあとは潔く解答をみればいいのです。それらをしっかりと覚えたり演習してから何も見ないで解けるかどうかを確認するといった順番でいいのです。つまり問題に対して解けなかったり間違っても叱る必要はありません。

 また本人の特性として「自分の思い通りにならないと泣いてしまったり、感情のコントロールが難しい」というタイプがいます。「×が付くのがやだ」「全問正解じゃないとやだ」という強い意志があるのであれば、無理にそのまま続けるには大きな困難が伴います。

 そういう傾向kがあるならばなおさら解答をそばにおいて、まわりの大人がその子の状況を察して適切な環境を作ってあげることが大切かなと思います。つまり自分にあった勉強法を見つけていくことが一番大切で、その一つの方法として「解答をすぐに見る」もあるということです。是非参考まで。

-勉強法

© 2024 作文110番