雑感

失敗談は貴重です。

 ➀いかに自分が若い頃に異性にモテまくったか?をアピールすべくしてデートのエピソードを延々と書いて、オチが全くない文章。
 
 ②いかにドンくさい生活を送ったか?でもそれらの失敗を笑い飛ばすような内容の文章。

 皆さんは➀②のどちらを読みたいですか?って聞くまでもないですよね?当然②でしょう。➀の場合、最初の5文字で私は撃沈します。どうしても読まなくてはならない同情すべき場面では・・・脳内テロップに作者に対する皮肉がエンドレスで流れます。

 中途半端な知り合いならばなおさらです。皮肉テロップが止まらなくて困ってしまいますそのテロップの一部を何気に共通の知人に呟こうものなら、皆に大うけ!回数を重ねた結果、森下≒毒舌という烙印を押されるのです。

 さて話を戻して・・・。そもそも文章(特に長文)を書くときは相手に読んでほしいから書くわけですよね?ならばならば、絶対に①は避けるべきです読み手の立場になったら分かると思うのですがいわゆる高学歴・人生経験が豊かな人、エリートに限って意外と➀パターン、多いのです・・・。

 というわけで、来月に開催筑西市(茨城県)で開催予定の「大人の文章講座」の資料には以下の文言を入れました。

「失敗談を入れる」「オチをつくる」

 当然のことですが・・・とりあえず失敗談を入れればいいのね!と入れまくるのもこれまた問題あり&オチを入れるって意外と難しいです。そういったことのコツ等も含めて実際の講座だからこそ伝えられる?!と大張り切りです。

 今は、大人向けの文章講座は公的機関がメインですが今後は個人的にもドンドン「大人向け」のセミナーを!と企画しています。皆さんからのリクエストお待ちしていまーす。

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