国語勉強法 雑感

国語の模試ってすごいことを学べる?!

 国語の物語文は必ず「気持ち」を問われます。あらゆる場面において、自分自身とは違う感じ方や捉え方をする登場人物を通して人にはそれぞれ感情があることを学べると言えます。むろんこれはその通りなのですが…私は言いたいです。もっとすごいことを学べると。

 それは他人の感情に「巻き込まれない」ための技法と言うべきものです。治療家と呼ばれる人たちがクライアントさんの状態や感情に知らず知らずのうちに巻き込まれてしまい、自身が具合が悪くなるということを聞いたことはありませんか?
  

 人生、長く生きてくると・・・こういうエピソードを数えきれないぐらいに見聞きしています。見聞きするだけではなく私自身が、具合が悪い、ネガティブ感情の人の毒舌に影響されて何日間か具合が悪くなるという経験もしています。むろん逆に相手からのいい影響を受けることもありますが・・・。

 さて、悪感情やネガティブ感情に巻き込まれないコツは相手の感情と距離を置く!これにつきます。私は最近はこれがしっかりと出来るようになっているので目の前の相手がどんな状態であろうと常に冷静です(苦笑)。

 話を戻して・・・。国語の試験ではまさに「冷静・客観的」に本文からヒントをとらえて問題に答える力を要求されます。ここには自分自身の感情や勝手な推測はタブーなのです。このスキルこそが日常生活にも生かせます。意外かもしれませんが国語で「気持ち」を学ぶ≒客観的姿勢を学ぶことにほかなりません。

 賛否両論はあるでしょうが、国語の試験では➀人にはいろいろな感情がある②感情を文章中から客観的に読み込む、この2点を問われるということを意識しましょう。

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