国語勉強法 選択肢

選択肢を読んだだけで全問正解?!

 連日・・・「解き方のコツは?」「裏技は?」といった魔法の杖を出してくれと言わんばかりの連絡が相次ぎます。さらには「ここまでひどいとは!!」といったセリフと共に悲惨な模試結果が送られてきます。

 中学受験用の模試は時として非常識なまでの超長文が出題されたりします。また、公立高校入試においても2~30年前とは比べ物にならないぐらいに難易度がアップしています。

 それゆえどの生徒も保護者も「時間がなくて解ききれない。自宅で時間をかけて解き直したら解けるのですが・・・」とブツブツ。そもそもが、悲惨な点数を見たくないから見直しをしないパターン、あるいはチンプンカンプンで見直し不可のパターンもチラホラ。

 さて、指導歴が長い私・・・ここだけの話、中学受験や高校受験レベルならば本文を読まずに問を見ただけで選択肢は「きっと答えはこれだな」と予測し、しかも全問正解することができます。むろん毎回、全問正解というわけではなく「これは予測不可」という問題もあります。

 しかし、予測したものはほぼ100%正解します。え??本文を読んでないのになぜ?と思われるでしょう。つまりは、こういうことなのです。文字という記号から作者、出題者の考えや感性を読み取っているのです。

 さすがに人生経験&勉強経験が短い若者には無理ですし、当然ですが、本文を読んでしっかりと解くべきです。ただし、私がなぜ予測できるか?に正答率を上げるヒントがあります。

 それは・・・「出題者の意図を把握すること」に意識を向けること。余計な主観や思いこみを排除して客観的にこの場面ではどんな風な答えがふさわしいか?的な発想になる事です。国語苦手パターンのタイプはほぼ100%自分の主観で解いています。まずは客観的に&出題者の意図を読むことを徹底しましょう。

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