雑感

船頭多くして船山に登る

 今日は、食品業界の方のお供として経営士と呼ばれる方々に会いに行きました。ハイ、私はあくまでも付き添い・・・という形で、本職は一切ばらさない予定での行動です。

 色々と、お話を伺うと「ふんふん、なるほどなああ」という内容が多くて本当に勉強になりました。なぜなら業界は違えども根本的な経営の考え方や方針は同じだからです。

 とはいえ、2人、3人・・・と会っていくうちに当然と言えば当然なのですが各自、おっしゃることが微妙に違っていたり、その案は素晴らしいけれどまずは優先順位を付けて行動すべきだよねと言いたくなるようなこともチラホラ。

 思わず「船頭多くして船山に登る(せんどうおおくしてふねやまにのぼる)」という慣用句を思い出しました。意味は「指図するものが多すぎるとまとまりがつかず、かえってうまくいかないものだということ」。

 結局は、どんなふうに行動するか、どのアドヴァイスを実行するかを決めるのは当事者だよね(今回は食品業界の方)ということでおさまりました。折角のアドヴァイスをもらっても全く行動しないのは論外ですが、アドヴァイザーが多ければ多いほどすべてのアドヴァイスを実行するのは不可能です。

 ちなみに自分自身に関しては、色々と指図する人の通りに実行してみて、失敗した時に責任を取るのは誰か?と自問しています。こうすることによって自ずから答えが出てくるかなとつねに感じます。

 逆に人様に対しては「あなたは結局どうしたいの?」と確認するようにしてから彼ら彼女たちにとって一番ベストの方法を!!と心がけています。

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