作文

「刑事さんからの尋問」の巻

 先日、ちょっとしたトラブルに巻き込まれたため警察署内の刑事課に行ったことを書きました。その4日後に刑事さんが我が家に事情聴取にお越しになりました。午前10時30分に来て下さる予定だったので待っていたところ10時28分に車の音が。張り切ってインターフォンの音と共にドアを開けました。

 「ちょっと早すぎたかなと気になっています・・・」というセリフには思わず笑ってしまいました。さすが、刑事だなあと。2分は誤差です。ちなみに私が警察署に伺った際には4時の約束。少し早めについたところ廊下のベンチで待たされ4時ジャストに刑事さんが姿を現しました。流石です!

 さてさてここからがようやく本題です。トラブル時の様子を逐一こまかーく事情を聴かれました。が、が、が、出来上がった調書には私が伝えた内容の「要点」のみがきれいにまとめられていました。刑事さん曰く

「○○の件については敢えて調書には書いていません。申し訳ありませんがあれもこれも・・・と書くのではなくあくまでも中心となる出来事のみを記載しています。」

とのこと。いえいえ、申し訳ないどころか当然のことです、流石です!!と内心で拍手を送りました。これは文章の基本です。あれもこれも…と情報を入れ過ぎると収取が付かなくなり何を言いたいかを書いている本人が分からなくなる、ましてや読み手も「???結局何が言いたいの?」となります。

 特に幅広い年代における課題、「読書感想文」!!あれもこれも・・・と入れると読み手は辛いです(苦笑)。何を一番いいたいのか、何が一番大切かというテーマをしっかりと絞りましょう!

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