「やらない」「やれない」
これは「ら」と「れ」の一文字違いですが全く違います!よく保護者の方が「○○(こども)は□□の単元を『分からない』といってやらないのです!」と怒りのニュアンスがこもった文章とともに画像を送ってこられることがあります。
その瞬間に私はとっても残念な気持ちになります。決して白紙の解答用紙・問題集に…ではありません!!!保護者の台詞にです。「やらない」のではないのです。「やれない」のです。少なくとも私が担当している生徒は100%、やる気があるタイプばかり。
その彼らが「やらない」のではなく「やれない」だけなのです。だからこそ私たちの存在意義があるわけで・・・。だから私は速攻で保護者の方々に返信します。「この単元はとっても難しいので白紙でダイジョブです!どこが出来ないか?分からないか?を知るための宿題です。」と。
私は言いたいです。日頃、正誤はともかくとしてしっかりと8割がた自分で考えて頑張って宿題に取り組んでいる生徒が、白紙で出す・・・って相当です。本当に難しくて「やれない」だけなのです。
真っ白の解答用紙を見ると保護者の方からするとビックリして焦るのは当然ですが、何事もそうですがちょっとしたコツややり方を理解できるとあとは芋づる式にスムーズにできる・・・ということが多いです。
とにもかくも「やらない」と「やれない」を混同しないように!これをお願いしたいですし、私自身も間違えないようにと常に意識しています。