古文 指導法

高校教諭を指導!

 最近ありがたいことに同業者の先生方から指導方法についての意見交換及び情報交換しませんかといったお声をかけていただくことが多いです。きっかけは色々なんですが・・・。

 国語の指導ってすごく難しいです。先にも書きましたが最近は「情報交換」「勉強会」ですが、以前は高校の先生対象の講座の講師を!とお声掛けいただいたこともあります。

 国語は英語や算数のように公式や決まりといったものが明確ではなく、かといって理解・社会のような知識問題が多い訳でもないので、本当に難しいです。☜その難しさをいかに分かりやすく指導するかを研究するのが楽しいデス!実は国語の解き方ルールは存在するのですが、それを言語化して伝えるということが難しい科目なのです。

 さて、今日は中学3年生の古文を久しぶりに指導しました。古文は訳して意味をとって答え合わせをするだけならばわざわざ人から教わる必要がないわけです。解説の詳しい問題集を見ればいいわけです。

 では私はどう指導するか?1つの作品に「~れば(え段+ば)」という表現が5回、「いみじ」という単語が3回出ていたとします。まずそのことにそのことを生徒に気付かせます。1つの作中にこれだけたくさん出てくるってことはその単語や表現方法が大事だと生徒は気づきます。

 それから訳し方のルールや重要単語の意味などを伝えるとスッと理解しやすいのです。更には次の授業でも今日やったことを再確認します。こういったことを繰り返すことで生徒は初見の問題を読むことができるようになるのです 。こういったことを分野別に動画でも解説していますのでぜひご参考まで。

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