指導法 読書感想文

「何でもいいから」書ける?

 「何でもいいから思ったことを書きなさい。」

 この言葉を私は何回、何十回と聞いたことでしょう。毎年、あちこちの場所で何度も何度も繰り返されるのです。特に夏休み前~夏休みの読書感想文講座ではこの言葉が飛び交います。

 しかし、私は言いたいです。「何でもいい」「自由」こそ一番不自由だと。さらにはまるでこれはピーマンが嫌いな子に対して「体にいいんだから食べなさい!」と無理やり口に押し込むようなものだと。

 つまり上記の言葉は子供のやる気をなくし、追い詰めるだけです。ではどうするか?ピーマン嫌いの子にピーマンを食べさせる時の工夫を考えてほしいのです。おそらく、小さく刻んで別の料理に混ぜ込んだりするでしょう。

 文章もそれと同じです。いきなり「自分で書け!」ではなく、適切な質問、究極は第三者が文章の見本をいくつか書いて、見せて、それらの中から選ばせる。子供が選んだ文章を元に子供の言葉で付け足していく…という作業が大切です。

 うわ、無理!!!めんどくさいし、適切な質問なんて絶対にできない等々、思われるならばプロに任せたるのがベストです。ストレスフリーで時間的効率もいいですし、子供も成長します。

 私自身は読書感想文指導においては若干の空きがまだあります。ぜひお早めにお問い合わせくださいね。

-指導法, 読書感想文