100点満点中98点と聞くと10人いたら10人ともが 「いい点だ」だと言うに違いありません。実際に高得点ですね!しかし、もし受験生が200人中100人以上が100点だったとしたらどうでしょう?せっかくの98点がかすみますよね。
これは私が中学校1年生時の初めての中間テストの英語のテストの話です。一学年200人少々のうち100人以上が100点だったのです。さすがにこれはまずいとのことで次の期末テストはかなり難しい試験になりましたが。
さて何が言いたいか?点数に一喜一憂するよりも平均点を基準に自分の位置がどこなのかといったことに意識を向けた方が賢明だと言うことです。塾業界における学年が変わる2月3月は急に国語の試験が難しくなるため、ほとんどの子が国語の点数が下がります。
しかしこの時期には「点数が下がる」ことは「あるあるパターン」です。本当に勉強が得意な子は点数を変わらず取りますが半分以上の子は点数を今まで通りには取れません。えそれゆえ全体的に平均点も結構下がってるはずです。
ただ点数はあまり気にしなくてもいいのですが今までよりも突然に文章が長くなった場合どのように対応するか?についての工夫は必要です。正直言って今までのやり方では通用しないと気づくチャンスでもあるわけです。
そして、どうすればいいか?等について指導するのが私たちの仕事なのです。点数で一喜一憂するのではなく、じゃあどうすればいいかをしっかりと考えて然るべきアドバイスをもらい実行するってことが大切です。