雑感

本音と建て前

 「なぜ国語を教えてるのですか?(なぜほかの科目は教えないのですか?)」と今までに何十回何百回って聞かれました。以前はあらゆる科目教えていたのですが今は国語に絞っています。

 理由は色々あるのですがそのうちの1つは純粋に国語が好きだからです。また、塾業界では国語が意外と手薄なので競合しないから仕事として成り立つという本音もあります。

 さて逆に、塾で学ぼうとする目的は何でしょうか?おそらく10中8,9は成績を上げたい、良い成績を取ってゆくゆくは志望校に入れるような力をつけたいという目的が一番大きいと思うのです。まずは目先の成績を上げたい!これが本音だと思うのです。

 私はその本音に賛成ですし、私自身がそうでした。しかし世の中には「もっと本質を!」とばかりに受験対策をせずにひたすら学問の本質といったものを強調するタイプもいます。

 そして親が学校の成績が、テストが・・・というと嫌な顔をしたり「音読、要約さえやっていればいいのです!」と言い放つタイプが少なからずいます。そうなると指導者と習う側とのギャップが生じます。

 何が言いたいか?学びに来てくれる方々がどういった本音で来てくれてるのか?そこをきちんと見分ける必要があるなと常に思っています。というわけで私はいつも相手の本音は何か?を意識していますし本音で伝えてくれるとありがたいです。

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