慣用句・諺

「読経」の読みは?

 彼岸の入りですね。春のお彼岸は春分の日を真ん中として前後3日をはさんだ1週間を指します。お彼岸はあの世とこの世が一番近くなる時期とされており、お墓参りをしたり彼岸会(ひがんえ)と呼ばれるご先祖様の供養法要をしたりします。

 さて、法要に欠かさないのが仏教では「読経」。この「読経」という熟語の読み方が難しい!!読み方は「どっきょう」「どくきょう」「どきょう」になりますが、が、が、試験では「どきょう」と書かないと〇になりません。大学入試には頻出です。

 もともと「読」は「読書」と同様に「どく」と読み、「ど」とは読むことは出来ません。しかし、「どくきょう」とは発音がしづらいためどくきょう」ではなく、「どきょう」と変化して読むようになったそうです。

 こういった特殊な読み方の漢字って意外と生活の中に転がっているものです。テキストや問題集とにらめっこして覚えるよりも日常生活で使われる漢字・読み方を身につけていくと楽しいデスね!

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