雑感

誰に聞くか?

 勉強で分からないことがあったら誰に聞くのが有効でしょうか?ハイ、単純に言うならばプロに聞くことが有効でしょう。ですが、ですが、いわゆる「プロ」と言われる人に聞けばいいか?となると・・・ここは要注意です。

 どんなプロに聞くか?ズバリ!!

➀沢山の失敗、苦労をしたうえで「今」成功している人

②テクニックと本質の両方を知っている人

 この➀②を兼ね備えた人に聞くのが一番です。あまり失敗をしたことがないエリート、古い人(昔のやり方にずっとこだわっているタイプ)は絶対におススメしません。旬の人がおすすめです。

 例えば、読書感想文!昔の指導書、マニュアル書では「僕(私)が読んだ本は○○です。この本をえらんだきっかけは・・・」という書き出しになっていますが、今はそれは流行りません。結論を言うと高く評価されません。今はクライマックス(印象に残った台詞、自分の感想)から書き出すのが主流です。

 また、昔のやり方・・・コツコツと真面目にやっていれば必ず出来るようになると信じている人は要注意です。最近の入試問題の出題傾向や難易度が昔とは大きく違ってきているのでテクニックも必要なのです。

 とはいえ、テクニックだけだと頭打ちになるのも事実・・・。それゆえ、そもそもが「なぜ再現性のあるテクニックが存在するか?」テクニックと呼ばれるものに至るまでの本質をも知ることでテクニックが有効になるのです。

 私自身、テクニックを思い切り駆使しますし生徒に伝えますが、なぜそのテクニックが有効か?という本質も極力説明します。とにもかくも「旬」の人、バランスの取れた人に教えてもらうことが大切だなと思う今日この頃です。自戒を込めて。

-雑感

© 2024 作文110番