国語勉強法 雑感

同じように見えるけれど実は全く違う!

 入試において、いわゆる滑り止めと思っている学校を不合格で本命だけ受かるといったことが時々起こります。それはなぜか一言で言うと問題傾向が違っており、本命校以外の対策をしていなかったからということが理由の一つとして挙げられます。

 むろん、本命をしっかりとも対策したからといって必ず受かるという甘い世界ではありませんが(汗)。ここで私が言いたいのは「入試問題によって明確な傾向が違います。」ということです。

 その明確な傾向とは出題範囲(例えば、古典や文法は出さない・・・など)はもちろんのことを出題される内容も大きく違います。一言で物語文と言ってもいわゆる身近な素材、学校や日常生活のことを頻繁に出す学校があるかと思えば、数十年前の時代が場面の物語を出す、下手すると文体すらも違う物語ということもあります。

 このように本文そのものをが全く違う上に、出題の方式や特徴も違います。抜き出しが中心なのか、記述がメイン、あるいは選択肢がメインなどなどです。さらにつっこんでいうと答えを棒線の遠くから選ばせる問題が多い、会話文をしっかりと読解する必要がある問題・・・などなど学校によって本当に特徴がさまざまです。

 だから、そういう傾向をしっかり把握して対策することが大切なのです。受験生からするとどれも同じに見えるかもしれませんが私たちプロからすると一目瞭然で違いや傾向が分かります。そして生徒がつまずいてるところも同様で、一瞬で課題が分かります。

 最後の最後の詰めは是非ともプロの方に相談するのが一番です。闇雲に勉強をするのは時間の無駄なだけではなく、暗闇にいるようで楽しくないですよね?効率よく自分に合った勉強&指導者を探しましょう。

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