勉強法

どんな指導法を選ぶべき?

 勉強、特に入試の勉強においては段階というものがあります。例え国語や英語の勉強では専門家たちは「音読」を推奨します。ある専門家は「音読」一辺倒で、音読さえできれば大学入試などの英語にでも対応できると豪語しています。

 確かに音読は大切ですが、が、が、が、本格的な受験勉強においては音読だけでは絶対に足りません。そもそも音読が有効なのは文章そのものを目だけでは読めない、理科出来ないといった初歩の段階で行うから有効なのあっていつまでもそれにこだわる、それだけ!というのは危険です。

 入試国語、入試英語にはいわゆるテクニックがあり、それらをいかにうまく使いこなせるかも大切です。そしてそういったテクニックは早めに知った方が有利です。テクニックというとなぜか嫌がる専門家が多いですが、私は言いたいです。

 では、あなたたちは車の運転方法を完全に自力でマスターしたのですか?と。車の運転に関しては人の命に係わる事なので大半の人は教習所に通って丁寧に学ぶはずです。ひたすら時間と労力をかけて自力で・・・という人は少ないでしょう。

 車の運転は人に教わるのが当たり前と言いながら、なぜ勉強に関しては「やり方」「テクニック」を指導・教わることを毛嫌いする専門家がいるのかが私には分かりません。

 ちなみに現在、国語を担当している女子高生。高1~高校2年生までは「音読」推奨の英語の先生に教わっていましたが、高校3年生からはテクニックを教えてくれる先生に変更しました。

 このように段階に応じて、自分のニーズに合わせて勉強方法、指導者をを変えることこそが一番正しいやり方だと思います。私自身、初期段階では音読等々を生徒にさせたり進めますが、ある程度になったら「いかに速くいかに正確に解くか?」のテクニックをこれでもか~というぐらいに伝授しています。

 何が言いたいか?一面的な指導法・教育法に騙されないでください!ということです。段階に応じて指導法を変えてくれるタイプを選んでくださいね。

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