雑感

教えずしてお金をもらうなんて!?

 教えすぎると生徒が自分で考えなくなる、依存心が強くなるからといって「教えない」ということをモットーにする指導者がいます。しかしそれってどうなんでしょうと私は言いたいです。

 そもそも教える仕事は「教える」という行為に対してお金もらうわけですよね。確かに最初から最後まで全部答えを言ってしまうと生徒が自分で考えなくなる、考える力がつかなくなるというのはごもっともです。しかし正しいやり方を教えないことには生徒は何をどうしていいか分かりません。

 つまり、指導する際に生徒自身に考えさせつつ、いかにして正しい解き方や考え方を伝えるかが指導者の力量なのです。いわゆる正しいやり方やコツに至るまでの考え方はあらゆる物事に対しての解決法と共通しています。

 私自身は、幸か不幸か?「これ!」と納得いく指導者には出会えずひたすら自力で回り道をしながら効率のいい勉強法を見つけました。ハイ、効率のいい勉強法を見つけるべくして長~~~~い時間とものすごーーーい労力をかけるという何とも言えない道をたどってきました。

 だからこそ今の若い子達には私のような無駄な努力をして欲しくないと思うのです。生徒自身に考えさせるべきところ、きちんと教えるべきところは教えるというスタンスをしっかりと守っていきたいと常日頃心がけています。

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