古文

問題を解く前にやるべきこと

 「郷に入らば郷に従え」という慣用句、皆さんも聞いたことがあるでしょう。それぞれの地域によってしきたりや慣習は違います。そうとは知らずに世間の常識だから・・・あるいは自分の常識だと思っての行動が、その地域では非常識とされることは多々あります。

 実際、私自身もいろんな地域に住んでみて慣習の違いに驚いたことは数えきれません。つまり別の環境でうまくやっていくためにはそこのしきたり慣習を知って、極力それに合わせるのが得策です。

 これは勉強にも当てはまります。古典というのは今の時代とは慣習やしきたり等が全く違うのです。そのことを知らずしていくら必死で数多くの問題集等を解こうとしても解けないことが多いです。厳密には理解できないことばかりです。

 例えば「出家」。今は在家出家ってのもあるぐらいですし出家と言っても人生が大幅に変わる…場合ばかりではありません。しかし、昔は出家と言うともう完全に世俗を離れるといった大きな出来事なのです。

 また、例えば古代中国での「送別」は今生のお別れと言うぐらいの覚悟が必要でした。実際に今生のお別れと同じぐらいのレベルです。なぜなら昔なので今と違って飛行機や電車があるわけではありませんから広大な土地である中国では今回の「送別」は「今生のお別れ」なのです。

 こういった時代背景をしっかりと知っておくことはたくさん問題を解くよりも大切です。この辺りの文化、しきたり・・・についてはしっかりと学んでおきましょう。

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