長文読解に対してどんなイメージがありますか?おそらく大半の人が「難しい」「何を書いているか一回読んだだけでは分からない」と思うでしょう。ハイ、私自身も初見ですぐに内容を理解できるかと問われると自信をもって「ノー」と答えます。
しかし、私は小中学生レベルの問題だと初見でしかも一瞬で答えを導き出すことができます。なぜなら答えの探し方を知っているからです。長文の内容を理解するために何度も音読をするように指導する、ひたすら要約をさせる指導者がいます。それは正しい方法です。が、が、が、正直言ってそれらはハードルが高いです。
それよりも簡単ですぐに効果が出る「解き方が」がパズルのように解く方法です。どういうことか?答えのヒントがどこにあるかを意識する方法です。例えば内容把握に関して選択肢の問題。選択肢の一つにのテーマが「アイデンティティ」だったとします。選択肢にカタカナがあったら超ラッキーです!
なぜならカタカナは見た目が目立つからです。選択肢が合ってるかどうかを確認するためには「アイデンティティ」について述べられている段落をしっかりと読めばいいのです。全体を見渡して「アイデンティティ」というキーワードが数多くちりばめられている段落を読めばいいのです。
最初から文章を読む必要は全くないのです。国語とは100%本文中にヒントがあるという事実を利用するという方法です。文章で説明するよりも実際に目の前で見本を見せたり、生徒と一緒にこの作業をやってみると皆、目からうろこで、慣れるとあっという間に正しい答えを選べるようになります。ぜひ参考まで。