国語勉強法

何回も「解く」ことが目的になってない?

 学んだことを本当に身につけるためには繰り返しが大切です。それゆえ過去問や問題集を回周するように指導者から言われるでしょう。つまり、何度も繰り返しやる勉強法が勧められますし私もそれは賛成です。

 繰り返し解くことは正しいのですが、やり方を間違ってしまうと時間のロスです。どういうことか?1から10まで全部解くのは1回目だけで十分です。むろん、時間的に余裕があれば2回目ぐらいまでは全問解くと良いでしょう。

 しかし、ある程度解けている単元であれば間違えた所だけを解き直す。それすら時間が惜しいならば、自分がどんな風に解いたか?どのようにして解けばいいのかを脳内で再現します。それが勉強なのです。

 問題集を解くことが目的になってしまうと「きれいに」「きちんと」に意識がいってしまって肝心の解き方等をマスターできずに終わってしまうタイプ・・・結構多いのです。繰どうやって正解たどり着いたかその過程をしっかりと思い出す、これを意識するようにしましょう。

 ちなみに初回は全く手も足も出なかったような単元はきちんと2周、3周した方がいいですね。また、私が指導する際は「同じ解き方、考え方」をするページを指定して解き直してもらうことをしています。このように自力ではちょっと…という場合はプロの力も借りましょう。

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