よい先生指導者ってどんな人のなんでしょうか?もちろん指導力がある、指導するための知識がある・・・これは最低条件です。ただし、よく言われるのが「名選手必ずしも名監督にあらず」で、実際その通りだと思います。
ある保護者が子供(高1)に文章の練習をさせようと読書感想文を原稿用紙2枚書くようにと指示しました。ちなみに学校の宿題ではありません。素直な子供は何とか頑張って1枚書き上げました。
しかし、はっきり言って主語と述語があってない、内容もめちゃくちゃ・・・でした。それに対して保護者は思いっきり怒ります。そもそも2枚書くように指示したのに、なぜ1枚しか書いていないのか?等、おこごとがエンドレスです。
結局それをそのまま放置、どこがどうおかしい、どう直せばいいか、といった指導をその保護者は全くしませんでした。これではエネルギーと時間の無駄としか言いようがありません。
その保護者は自分は幼い頃から読書感想文などを書く方が好きだったので、のように教えて教えればいいのかとかそういうのが一切わからない、そもそも苦手なタイプの子供の気持ちが分からない。
それゆえ一方的に頭ごなしに「書け」と指示して、書けなかったら怒るという最悪パターンですね。つまり知識だけあって、指導力がないというタイプは指導者として最悪です。
逆に…いい指導者とは先にも書きましたが「指導力、知識」があるのは当然で、絶対に不可欠なことが「目の前の生徒(子供)」のことを「大切だよ!!」心から想えるタイプだと言いたいです。その気持ちがあれば、どんなふうに接していけばいいのか?等が自ずと見えてくるだろうなと。
あなたのお子さん、あるいはあなたが教えを受けている指導者からそういった愛情を感じますか?人として大切に思ってくれる愛情を感じられるならば、まずは安心です。