雑感

「終わりよければすべてよし」

 

 「終わりよければすべてよし」という慣用句があります。意味は「物事は、結末さえよければ、発端・過程がまずくても問題にならないということ」。

 この言葉を受験生諸君に送りたいです。共通テストが思いがけず難しくて・・・、過去問を解いても出来が思わしくない・・・こういった声がチラホラ聞こえます。

 しかし、本当に最後の最後まで結果はわかりません。逆に今、志望校への余裕の判定をもらっていたとしても油断すること勿れ!

 私自身、人生半分を生きてきて・・・振り返ってみると見事に「綱渡り」です。進学、就職等々まさに「終わりよければすべてよし」状態です。

 特に就職では、「超氷河期+第一志望の機関は採用なし」のスタート。結局、就職が決まっていない状態での卒業(涙)。針のむしろで日々を過ごしていた3月の最後の日。

 「いい話よ」という第一声の電話が大学の就職課からかかってきました。結論を言います。採用ゼロだったはずの第一希望のところに就職しました!

 まさに「終わりよければ・・・」です。ではなぜこんなどんでん返しが起こったか?ただただ「あきらめなかったから」にほかなりません。今思い出しても…涙なしでは語れない?!(苦笑)。

 とにかく「あきらめない」ことが「終わりよければ・・・」に繋がります!応援しています。

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