国語の課題作文においては聞かれたことを答える!これを徹底してください。いい方悪いですけれど本音を答えろとは聞かれていないのです。どういうことか?
例えば 「A と B どちらに賛成ですか?あなたの立場をはっきりさせて理由とともに答えてください」こういう問題がよく出ます。その場合の本音は A と B 両方決めがたい・・・だったとします。でも、とりあえず回答としては A か B かどちらかに決めるのです。
決めたら最後まで決めた立場の意見を貫く必要があります。もしもBと決めたら徹底してBの立場なのです。 両方それぞれいい面があって決め難い、どちらかというとAですがB もやっぱり捨てがたいです・・・なんて書くとその瞬間に点数がありません。
聞かれたことに答えていないという点において点数はなしです。正直なタイプだとついつい先のような間違いを犯してしまいがちです。つい先日、そういったどっちつかずの解答が手元にやってきました。
課題を提出してきた生徒には以前にきちんと口酸っぱく伝えていたはずなのですが・・・。教わった直後はきちんと書けていても、時間が経つとついつい忘れてしまうのです。人間ですから当然です。
ですから、入試の本番の前にはある一定期間、作文の練習はした方がいいでしょう。作文とは一朝一夕で書けるものではありませんから。ただし、その際にやみくもに練習するのではなく正しいやり方で!これが大切です。