国語勉強法

いかにイメージできるか?

 国語の物語や小説って本当に難しいなと思います。知識として「物語、小説の特徴として場面が変わる部分に注意」といったことを知っていても、いざそれを意識して問題に取り組めるかっていうとそこは練習がかなり必要になります。

 次のような文がありました。みんなでピクニックに行っている時の様子です。森の中が暗くなってきて、大丈夫かなという場面です。そんな中、みんなは(        )歩いていくのです。

 選択肢として

➀ぐいぐい②すいすい③だんだん④ずんずん

の4択です。生徒は②の「すいすい」を選びました。確か「すいすい」進むっていうのは文章としては成り立ちます。その時に私は彼に言いました。「今、周囲はどんな状態?明るい?暗い?」と。

 その瞬間に「あっ」と生徒は気づきました。そう周りが暗いのでそんな「すいすい」と軽やかに進めるかっていうと・・・難しいですよね。そうなると答えは「ずんずん」、地面を踏みしめながら進んでいくみたいな雰囲気です。

 他にも物語の情景を想像しないと答えられないといったような問題がいくつか出ていました。物語や小説はストーリーがあるお話なので情景を思い浮かべながら・・・、とはいえ決して感情移入せずに解くことがポイントになります。ぜひ参考まで。

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