国語勉強法

わざわざ入れ替えないで~~。

 突然ですが次の2つの文を比べてみてください。

雨が上がり洗濯物を外に干した。

洗濯物を干して雨が上がった。

下の文と上の文は語順をを変えただけですが、が、が、意味が変わっていますよね。実はこれ、国語の記述問題においては気づかずにやってしまってることが多いです。模範解答となんとなく似てるから・・・と丸を付けてしまいかねません。

 上記の例文と同じことは物語、小説文でも言えます。物語、小説では必ず場面や登場人物の心情が変わるのです。だから何気に語順を入れ替えてしまうとおかしなことになってしまいます。

 さて、先日自分の書いた答えが合っているどうかは分からないので見て欲しいという依頼がありました。結論を申し上げると正解ではありませんでした。なぜならば、もともと時系列で書いてあったものをわざわざ語順を変えてしまい、意味が微妙に変わってしまったからです。

 例であげたような文であれば明らかにおかしいと分かるでしょうが、質問された文章は本当の本当に微妙でした。ただし私は言いたいです。なぜわざわざ語順を変えるの?と。説明文や論説ならともかく、物語や小説は要約や記述をする際に基本的には語順を変えない、変えざるを得ない時はとにかく気を付けてください。

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