作文 添削

本当に苦手なの?下手なの?

 あちこちの公共機関から依頼されている読書感想文の講座、いよいよ終盤に差し掛かっていますす。先日の金曜日に最終日を迎えた某会場での出来事です。ある小学4年生の男の子すごく熱心に集中して取り組んでおり、お世辞抜きで上手だったので思わず私は声をかけました。

 「君すごく上手だね!文章とか書くの得意?好きなの?」

と聞きました。すると彼は答えました

「いいえ、僕は文章から大嫌いです。でもここに来て色々教えてもらって好きになりました!!」

と。この言葉を聞くと本当に仕事していて良かったなと思います。全員とは言いませんが文章嫌い、苦手タイプの何割かは「嫌い、書けない」のではなく書き方を知らないだけというパターンがもありえます。

 だからきちんと正しいやり方書き方を学べば、「苦手」が上記の男子のように「好き」になる可能性も十分あるのです。全く同じ作文というのは世の中には存在しないので、自分の文章が上手なのか下手なのかはきちんとプロに評価してもらうしか分かりません。

 だからこそ、小学校のうちからきちんと指導を受けていることが大切です。ぜひ皆さん、夏休みの宿題の読書感想文をきっかけに文章をきちんと学んでみませんか?むとん、大人の方も大歓迎です!明日は就職活動を控えている学生指導予定です🖊

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