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「分かる」≠「教える」

 あなたが親の立場だったら子供に勉強を教える際に感情的にならないと言い切れますか?逆に子供の立場だったら素直に親の言うことを聞くことができます(できました)か?

 私は・・・両方とも「NO!」です。人様の子供に対して教える時は、完全に仕事モードになっているので生徒に対して感情的に怒ることはあり得ませんが、身内となるとどうしてもイライラが募ります。

 また、私自身が子供時代のことを思い起こすと・・・両親には勉強を聞きづらかったです。最初は優しく教えてくれても途中から怒り始めたり、教え方が分かりづらかったからです。正直言って自分が「分かる、知っている」と「相手に分からせる、理解させる」とは全く違うのです。

 先日、某生徒さんの保護者から「試験勉強をするように、分からないところは聞きに来るように伝えたにもかかわらず何もしない状態が数時間続いておりショックでした」という連絡をもらいました。

 その保護者はとっても冷静な方でなぜそういう状況になったかについても分析なさっていました。きっと勉強しなかったのではなく自力ではできなかったんだろうと、理解なさっていました。では、なぜ親に聞きにこなかったのか?ということにもショックを受けていました。

 おっしゃることはごもっともです。しかし、先にも書きましたが・・・親子で勉強、それが新しい単元ならともかく、いわゆる復習の分野だと子供は「きっと親に怒られる」と思ってしまい身構えてしまうのでしょう。仮に感情的に怒られなくても子供は親の顔色を敏感に感じるのです。

 じゃあ、どうすればいいか?親子ともに第三者の力を借りることがベストです。そうなるとお金が発生する…ことが多いですが、少なくとも親の気持ち発散に関してはネット上で安全なコミュニティを探して参加するなど、お金がかからない方法もあります。なんとかお互いのベストの方法をで乗り切ってほしいです。

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