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通過点

 高校入試・大学入試の合格発表が相次いでいます。合格、まさかの逆転合格、不合格、まさかの不合格と悲喜こもごもですし、それは当然のことです。合格した人は喜びに浸り不合格だった場合はがっくりと肩を落とす・・・という時期がしばらく続くでしょう。

 しかし、指導者の立場としては「その先」についての議論が飛び交っています。ときどき情報交換する先生のFacebookにはいったコメントを見て思わずうなずいた私。夢を壊すようですが、これが現実なのです。

【以下コピー】
おめでとうございます塾やっていて最も嬉しい瞬間でもありますね。ただ、大事なのはこれから。背伸びした学校に下位層で入ってしんどい思いをするのも辛いもの。今後もフォローしてあげてくださいね。【引用終わり】

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(3月9日付)

 逆転合格して大変な高校生活を送った。。。下手すると学校を辞めた生徒、逆に無理して入ったから・・・と死に物狂いで頑張って超一流大学に入った子、滑り止めの学校に行ってふてくされて勉強しなかった子、そこで頑張って大学で大逆転をした子・・・どのパターンも一定数いるのです。

 そういう彼らを見ていると思うのです。本当に入試って通過点に過ぎないなと。仮にいわゆる入試では順風満帆だったとしても社会に出てからも人生は続くのです。人生、いいことばかりでは決してありません。だからこそ不測の事態が起こったときに対応できる力を養うことが一番大切なのです。

 こういうことを言っても今の時期、入試を終えたばかりの学生には響かないでしょう。むろん私もそうでしたし、それはそれでOKです。ただし今の嬉しい、悔しいといった気持ちをスタートとして新しい生活を悔いないように送ってほしいと強く思います。

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