一番の、作文上達法って何だと思いますか?少し考えてから次を読んで下さいね。
☟ ☟ ☟
☟ ☟ ☟
それは「添削」☞「書き直し」☞「添削」☞「書き直し」・・・「合格」
この繰り返しです。え??めんどくさい!と思われたことでしょう。ハイ、確かにこれは面倒くさいです。
しかし、運動でもそうですが繰り返し繰り返し、正しいアドヴァイスを受けながら練習することによってはじめて自分の身になるのです。
さて先日、模擬試験を受けたけれど字数が足りなかったため大幅減点だった生徒がいました。彼は自力で字数を埋めるべくして頑張りました。それを見せてもらったところ感動しました。
なぜなら、完璧に推敲されていたからです。彼が字数が足りなかった原因は①「誰が、どこで、何を、どのように、どうしたの」のうち「どこで」「どのように」が抜けていたのです。それゆえ読み手にとっては分かりづらい文章になっていました。
また、課題では「体験談、理由、今後の見通し」の順番で書くように指示されており、それは出来ていたのですが「理由」についてはサラッと1行で終わっていたのです。
推敲後はきちんと5W1Hが入っており、しかも理由も3行ぐらいしっかりと書かれていました。おかげで私は「添削」とは名ばかりで・・・どこがどう改善されたか、どこがどうよくなったかを伝えただけで終わりました。
彼は何本も「添削、書き直し」という練習をしたおかげで、今は添削は1回で合格というレベルまで来ています。急がば回れです。遠回りのように思えても、「添削」☞「書き直し」☞「添削」☞「書き直し」・・・「合格」が一番の近道です。