国語勉強法

棒線だけでは不足です!

 何事もそうですが・・・「正しいやり方」があります!それを知らずしていくら練習しても結果は出ません。というわけで今日は正しい解き方について紹介します。

 国語でよくあるパターンの問いが、傍線部は「どんなことですか?」や「同じ意味の表現を抜き出せ」など。すると、生徒たちは傍線部を見た瞬間に必死になって「同じ意味の言葉や表現はどこか?」と探し始めますし、それ自体は正しいです。

 しかし、多くの生徒たちが誤答の連発になることも!なぜか?傍線部しか見ていないからです。傍線部だけがパッと視野に飛び込んでくるためそこだけを意識して、早くしなくては!とばかりに答えを探し始めて、撃沈するのです。

 例えば「心が刷新され、まさことわたしの関係の間に、ジャストタイミングで、颯爽と風がおこったこと。」という表現があったら、心が刷新されたのは「風がおこったとき」という事をきちんと把握しておくべきなのです。

 問が「本文前半の回想部分で、このときの感覚をどのように表現していますか。文中から十字で抜き出しなさい。」だとすると

➀まずは長い文章中の前半部分に絞られます。

②前半部分の回想部分のうち後半部分のキーワードが「風」!

③そうなるとたったの数行に絞られてくる。

 このように「棒線部分を含む文」の中のキーワードをきちんと把握してから抜き出しの部分を探すことがコツです。

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