作文 雑感

解なき問い?!

 小中高生の作文テーマでは時として「答えがない」ものが出ることがあります。例えば「努力は報われるか?」「無駄な時間は必要か?」についてなどなどです。

 この「正解なき問いと向き合う」のは人間の永遠のテーマ・課題かもしれません。実際に古代から哲学者がこういった解なき答えに向き合っています。

 とはいえ、45分前後の試験時間内で人類が向き合ってきた永遠のテーマに対しての答えを出せるわけがないのです。

 逆に言うと入試においては「正しい答え」を求めているのではなく、受験生がいかにして目の前の問いに対して自分なりの答えを出すか?を見ているのです。つまり「自分自身で意見を定義できる」かどうか?を見られるのです。

 ではどうやって取り組むか?良い意味で固執しない、諦めることです。行き詰ったら「あきらめ」て別の視点を持つことによって解決策が見つかることが多いのです。

 そもそも人生なんて「正解なき問い」の方が多いのです。受験勉強はある意味、解なき人生への予行演習と思ってファイト!

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